温泉の旅

温泉はただのお湯じゃない?どんな効果、効能があるの?

温泉が好き!という人は多いと思います。

温泉旅館に泊まって美味しい料理を食べて・・などなど
色々な楽しみ方もあるでしょう。

なので温泉は

・体が冷めにくい
・なんとなく体に良い

またはただのお湯くらいに思っている人も実は沢山いたりします。

しかし、

温泉というのはただのお湯ではなく、様々な効果、効能を持ったお湯なのです。

この記事では、温泉には一体どのような効果効能があるのかということについて、詳しく解説していきます。

温泉の基礎知識

まずは温泉の基礎知識となる、

  • 泉質
  • 適応症

について、詳しく見ていきましょう。

泉質

まずは泉質です。

これは簡単に言ってしまうと、温泉の種類という意味になります。

それぞれの温泉で種類の違うお湯を使っているため、当然効果、効能が変わってくるのです。

知っている人、利用したことがある人もいると思いますが、群馬県の渋川温泉などでは、お湯が濁っています。
これは、お湯が汚れているということではなく、元から濁った種類の温泉なのです。

それぞれの泉質で得られる効果、効能について、後程詳しく解説しますので、是非このまま読み進めてください。

適応症

続いては適応症です。

温泉に浸かっているときに見たことがある人の中には、

「○○温泉では、○○という温泉を引いていて、○○、○○に効果があります」

というような看板を見たことがある人もいるでしょう。

人体に効果のある温泉というのは、療養泉と言って、この療養泉からもたらされる効果、効能のことを適応症というのです。

そのため、

「○○の症状が出ているならこの温泉がいい」

「○○の症状が出ているならこの温泉はやめた方がいい」

という話が出てくるのです。

温泉のお湯にも種類がある?具体的な効果、効能は?

では、いよいよ泉質ごとの効果、効能について詳しく見ていきましょう。

単純温泉

まずは単純温泉です。

これは、お湯に含まれる成分が少ない温泉のことを指します。

成分濃度も低く、含まれている成分の数も少ないことから、敏感肌の人や赤ちゃんなどでも安心して入ることができるのです。

単純温泉についてまとめると

  1. 不眠症改善
  2. うつ状態改善

などの効果も期待されています。

また、単純温泉の中の、アルカリ性単純温泉は、肌がつるつるになるという効果に期待することができます。

単純温泉で有名なところだと

  1. 飯坂温泉(福島県)
  2. 土湯温泉(福島県)
  3. 箱根湯本温泉(神奈川県)
  4. 塩原温泉(栃木県)
  5. 伊東温泉(静岡県)
  6. 浅間温泉(長野県)
  7. 道後温泉(愛媛県)

などになります。

塩化物泉

続いて塩化物泉です。

これは、塩分濃度が高い温泉のことです。塩化物泉は口に含むと塩味がします。

塩化物泉の効能・効果についてまとめると

  1. 慢性皮膚病
  2. 慢性婦人病
  3. 切り傷・火傷
  4. 肌のうるおいキープ
  5. 結構促進

などに効果があると言われています。

*飲泉では、慢性消化器病、慢性便秘などの効果があります。

塩化物泉の温泉地は数も多く、特に有名なのは以下になります。

・ニセコ昆布温泉(北海道)
・温湯温泉(青森県)
・塩の湯温泉(栃木県)
・四万温泉(群馬県)
・熱海温泉(静岡県)
・小浜温泉(長崎県)
・指宿温泉(鹿児島県)

炭酸水素塩泉

続いては炭酸水素塩泉です。

これは、アルカリ性の性質を持っていて、肌を綺麗にする効果に期待ができます。

また、

  • 皮脂除去
  • 新陳代謝を促す

などの効果もあるため、「美人の湯」と呼ばれることもあります。

皮脂をしっかりと落とすことができるため、湯上り後に爽快感を得ることができます。

とはいえ、ごっそり皮脂を除去してしまうこともあるため、保湿を忘れずに行いましょう。

炭酸水素塩泉の効能・効果をまとめると

  • 切り傷
  • 火傷
  • 慢性皮膚病(アトピー性皮膚炎など)

飲用だと

  • 肝臓病
  • 糖尿病
  • 慢性消化器病
  • 痛風

などに効果があると言われています。

そんな美人の湯と呼ばれている「炭酸水素塩泉」のおすすめ温泉宿3選は

  • ラジウムも豊富に含む美人の湯「下御殿」(龍神温泉)
  • エメラルドグリーンの美しい湯「森山荘」(国見温泉)
  • 湯量豊富な美肌の湯「和多屋別荘」(嬉野温泉)

硫酸塩泉

続いては硫酸塩泉です。

泉質に基づく効能として、以下が挙げられます。

  • 脳卒中
  • 高血圧
  • 動脈硬化

飲用

  • 肥満症
  • 糖尿病
  • 痛風

などの効果があると言われていて、古くから重宝されてきた温泉です。

代表的な温泉地としては、

  • 熱海温泉(静岡県)
  • 飯坂温泉(福島県)
  • 玉造温泉(島根県)
  • 水上温泉(群馬県)

硫酸塩泉は、「傷の湯」「脳卒中の湯」などと呼ばれることもある質です。

二酸化炭素泉

続いては二酸化炭素泉です。

温泉に入って、シュワシュワとした気泡が上がってきたという経験をしたことがある人もいるでしょう。

二酸化炭素泉は、炭酸飲料と同じような原理になりますので、シュワシュワとして感触も楽しむことができるのです。

更に、泉質に基づく特徴として、以下が挙げられます。

  • 血液の循環
  • 保温
  • 心臓への負担軽減

などの効果があり、昔から「心臓の湯」として親しまれてきたのです。

代表的な温泉地としては、

  • 有馬温泉(兵庫県)
  • 五味温泉(北海道)
  • 妙見温泉(鹿児島県)

含鉄泉

続いては含鉄泉です。

これは、お湯が茶褐色になることで有名な温泉です。

地中から噴き出した温泉が空気と混ざり、鉄分が酸化することによってこのような色になります。

更に、泉質に基づく効能として、以下が挙げられます。

  • 保温
  • リウマチ性疾患
  • 心臓への負担軽減

などの効果に期待することができます。

代表的な温泉地としては、

  • 有馬温泉(兵庫県)
  • 伊香保温泉(群馬県)
  • 由布院温泉(大分県)

酸性泉

続いては酸性泉です。

これは、水素をたくさん含んでいる温泉ですので、ピリピリとした感覚を覚えることもあります。

泉質に基づく効能として、以下が挙げられます。

  • ニキビ
  • 水虫
  • 皮膚疾患
  • 切り傷

などに効果があると言われていますが、敏感肌の人や高齢者、赤ちゃんなどには刺激が強すぎてしまう可能性があるため、注意が必要です。

代表的な温泉地としては、

  • 蓼科温泉(長野県)
  • 草津温泉(群馬県)
  • 明礬温泉(大分県)

含ヨウ素泉

続いては含ヨウ素泉です。

これは、ヨウ素をたくさん含んでいる温泉のことで、このヨウ素はうがい薬などにもよく使われます。

この温泉の泉質に基づく効能として、以下が挙げられます。

  • 皮膚のターンオーバーを促す
  • 動脈硬化防止
  • 関節炎

などの効果に期待ができるのです。

代表的な温泉地としては、

  • 稚内温泉(北海道)
  • 白子温泉(千葉県)
  • 屋温泉(秋田県)

硫黄泉

続いては硫黄泉です。

これは、硫黄をたくさん含んでいる温泉のことで、独特の臭いを持っています。

また、お湯の色は白く濁っていることが多く、

「卵が腐った臭いがする」

と感じた場合には、

「この温泉は硫黄泉なんだな」

と思ってください。

この温泉の泉質に基づく効能として、以下が挙げられます。

  • 動脈硬化予防
  • しもやけ予防
  • 皮膚病
  • 切り傷

などに効果があると言われています。

代表的な温泉地としては、

  • 蔵王温泉(山形県)
  • 万座温泉(群馬県)
  • 霧島温泉(鹿児島県)

放射能泉

最後は放射能泉です。

放射能と聞くと、マイナスのイメージを持つ人もいると思いますが、放射能というのは免疫力を高めることができると言われています。

この温泉の泉質に基づく効能として、以下が挙げられます。

  • 痛風
  • リウマチ
  • 高尿酸血症

などに効果があると言われています。

代表的な温泉地としては、

  • 栃尾又温泉(新潟県)
  • 増富温泉(山梨県)
  • 三朝温泉(鳥取県)

まとめ

このように温泉には様々な種類があり、効果や効能にも違いがあります。

そのため、温泉に行った際には是非浴槽内に設置してある看板などを見て、その温泉にどのような効果があるのか、また、どのような種類の温泉を使っているのかということを確認してみてください。

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