本・映画の旅

「人はなぜ山に登る?登山・山岳救助漫画『岳』感想・レビュー」

漫画に影響されて何かを始めたり、「登場人物みたいになりたい!」と思った経験は、誰もが一度はあることでしょう。

今回、感想とレビューをご紹介する漫画『岳』(ガク)も、他の名作と同じように、登山をした事がない方でも「山に登ってみたい」と思わせてくれる作品です。

そして『岳』を読んだ誰もが言う通り、ものすごく泣けました…。

そんな登山・山岳救助漫画『岳』の感想・レビューを、これから読み始めようと思っている方に向けて、ストーリーのネタバレなしでご紹介します!

『岳』とはどんな漫画?あらすじと登場人物の紹介

『岳』は、山岳遭難防止対策協会でボランティアをしている主人公「島崎三歩」を中心とした、北アルプスの山岳救助隊を描いた漫画です。

三歩は、これまでに海外の数々の名峰を登頂してきたプロのクライマーであり、遭難者のもとにいち早く駆けつける心優しい人物でもあります。

そんな三歩の活躍を通して、北アルプスの山々の美しさ・登山の魅力・山岳救助隊員たちの奮闘を楽しめる一方、登山の危険性や自然の脅威といった恐ろしい描写も、『岳』には克明に描かれています。

物語の途中には、運良く助かった人もいれば、発見されずそのまま亡くなってしまう人もいます…。

山の恐ろしさを知ることも登山の魅力の1つ」と言わんばかりに、救助や遭難の描写は徹底してリアルで迫力があります。 

山の良い面・恐い面の両方が、この作品の最大の魅力です!

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見どころ1:1話完結で読みやすい

『岳』は、どのストーリーも1話完結で描かれていて、テンポよく読み進めることができます。

その分、1話ごとの厚みがなくなるかと思いきや、どの話も人間ドラマや山の魅力(美しさと恐ろしさの両方)がしっかり描かれていて、毎回必ずドキドキ・ハラハラさせてくれます。

時には悲しいエピソードもありますが、1話完結のため巻の途中で小休憩することも可能です。

むしろ、たびたび休憩しないといけないくらいに、何回も泣くことになるかもしれません…。

見どころ2:泣ける

みんなが「泣ける」と言っていて、読む前から感動すると分かっていても、やっぱり泣けます。

「救助できた!」という感動の涙、「助けられなかった…」という悲しい涙、三歩や他の山岳救助隊員の成長や葛藤からくる涙まで、いろんな涙が流れることでしょう。

ここまで私が泣けることを推す理由は、『岳』は決して“お涙頂戴”ではないからです。

登場人物こそ架空のキャラクターですが、山岳救助や遭難時の描写は、息を呑むほど恐ろしく描かれています。

だからこそ、「1人の命を救う」ということがどれほど大変で、またどれほど価値があるのかをこの漫画は実感させてくれます。

そんな三歩たちの命がけの行動や、遭難者を見つけた時の優しい言葉の数々に、自分も励まされ涙してしまうのです。

見どころ3:山の恐ろしさがリアルに描かれている

先ほどからご紹介している通り、『岳』の山岳救助シーンや登山の恐ろしさが、非常にリアルに描かれている点も見どころです。

特に、遭難してそのまま亡くなった人は、目を背けたくなるほど痛々しく描かれています…。

そんな登山者たちを見るたびに「なぜ山に登るのか?」と疑問を抱きます。

それでも『岳』を読んでいると、これほど恐ろしいのに「山に登ってみたい」とも思うのです。

  • 綺麗な景色を見るため?
  • 登頂の達成感を味わうため?
  • 生きていることを実感するため?

読者それぞれがいろんな理由を考えながらも、誰もが山に惹かれ、登りたくなることでしょう。

そんな、読者に少なからず影響を与えてくれる『岳』の魅力は、徹底してリアルな描写の中にあると思います。

まとめ

1話完結・全18巻で読みやすく、登山未経験者でも楽しめる『岳』は、興味のある方なら誰にでもおすすめの漫画です!

『岳』を読んだ後、あなたは必ず近くの山を探して登ってみたくなるはず!

まずは第1巻から、気軽に読んでみてください!

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